消費者庁は７日、東京都内でクリニックを開業する医療法人社団祐真会が、診療サービスの提供に当たり、

インフルエンザワクチン接種のためにクリニックに来院した者に対し、Googleマップ上の施設情報における

口コミ投稿欄に高評価の投稿をすることを条件にワクチン接種費用を割引く旨伝え、実際に投稿された表示に

ついて、当該表示は一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難であると認められる表示に

該当するとして、景品表示法違反で当該表示の取り止めと再発防止を求める措置命令を行った。

なお本件は、２０２３年１０月に導入されたステルスマーケティング告示規制に基づく初の法的措置となる。