公正取引委員会は１２日、住宅設備販売会社の橋本総業が、住宅設備機器等の配送を委託している複数の

物流事業者に対し、時間外の配送や積込み作業に対する料金を支払わず、支払うべき運送代金から一定額を

「割戻金」として不当に減じていたとして、同社に対し、独占禁止法違反（不公正な取引方法）の疑いで

立入検査を行った。なお本件は、公取委が定める「物流特殊指定」（特定荷主が物品の運送又は保管を

委託する場合の特定の不公正な取引方法）に基づく初の立入検査となる。